石川 均氏
トヨタウッドユーホーム社長

社会変化に即した住宅
当社は主に北関東3県と埼玉県で、住まいづくりから市街地再開発を含めた街づくりまで手掛ける「生活総合産業」を追求する企業です。群馬県では2012年に高崎に拠点を開設、これまでに約400棟の住まいづくりをお手伝いさせていただいております。
昨年は6月に両毛営業所と位置付けている伊勢崎展示場を開設しました。玉村町の大型分譲地事業も順調で、11月末現在で当社所有分206区画のうち89区画が販売済みとなっています。また、環境への関心の高いお客さま向けの「ライフサイクルカーボンマイナス住宅(LCCМ)」対応で「V2Hスタンド」を標準装備した住宅やミレニアル世代をターゲットとした住宅など、社会変化を捉えた新商品の提供を始めました。
1月1日に栃木県と群馬県をエリアとするトヨタホーム北関東を統合しました。両社の特徴を生かして競争力強化を図ります。ストック事業推進本部を新設して、アフターメンテナンスやリフォームを積極的に拾い上げていきます。今後の人口減少や少子高齢化を考えると多角化が必要で、マンションや商業施設、社会福祉施設などのほか、中心市街地再開発事業にも参加予定です。不動産流通事業にも取り組み、事業の幅を広げたいと考えています。
2021年は群馬県に進出して10年の節目の年です。アフターコロナの大きな変化を見据えながら、イノベーションを生みだし、社会に貢献できる企業として躍進する年にしたいと思っています。