小林 要一氏
小林工業社長

10年後見据えた建設業
昨年、おかげさまで創業140周年を迎えました。地域に根差す総合建設業として、建築・土木工事のほか、建築物の設計・施工・アフターメンテナンスまで一貫したサポート体制を整えています。近年では、Gメッセ群馬や前橋赤十字病院などの施工に携わりました。
コロナ禍により、建築資材の納入の遅れや工事の延期などの影響が出ました。加速するデジタル化への対応も必要で、取り巻く環境は劇的に変化しています。そうした中、次の10年を見据えたビジョン「トキメイク2030」を作成しました。1世紀を越えて建設業に携わり、お客さまの思い出や歴史に貢献できたこと、また、地域や社員にトキメキを与えていきたいという
建設における高い価値を提供するため、設計図を3Dで表現するBIMの活用も拡大していきます。また、短工期・低コストを実現するために「システム建築」にも力を入れ、工場・倉庫の需要にも対応しています。さらに既存建物のメンテナンスという、個々のニーズにも対応できる「ユーザーサポート部」を新たに組織しました。
人材育成や働きやすい環境づくりも重要で、社内のさまざまな制度改革や業務改善にも取り組んできました。当社のブランド力をさらに高め、業界を
建設業として地域社会の安全安心を守る使命の下、地域に必要とされる企業を目指し、努力を続けていきます。