れんが敷きの歩道やベンチが再整備された広瀬川河畔緑地

 人々が憩える場所を作ろうと、群馬県前橋市が2020年9月から進めていた広瀬川河畔緑地の再整備が一部完成し、オープニングイベント「広瀬川DAYS」(同実行委員会主催)が24日開かれる。新たにれんが敷きの道やベンチやカウンターテーブルが整備された河畔緑地でマルシェ(市場)や音楽、読書など思い思いに過ごせる空間を提供する。

 完成したのは交水堰付近から立川町通りにかけての約200メートル区間。歩道と車道をれんが敷きに替え、大小さまざまな ベンチを52カ所、カウンター テーブルを15カ所に設置し、市民のくつろぎの場に仕上げた。

 24日は午前11時~午後4時。レトロな日用品やドライフラワーが並ぶマルシェのほか、市立図書館が寄付した本を複数の本箱に入れて読書が楽しめるようにした「流れ歩くライブラリー」、仲間同士のグループで太陽の鐘を鳴らせる「太陽の鐘つき」など多彩なイベントを催す。

 前橋文学館で午後3時から「どーなったの!?広瀬川!」と題したシンポジウムを開き、山本龍市長や同館の萩原朔美館長ら5人が再整備について意見を交わす。

 イベントに合わせて23、24の両日、同区間を午前9時から午後6時にかけて歩行者天国とする社会実験も行う。迂回(うかい)車による交通量の変化や、イベント参加者の反応などを調べ、公共空間の利活用に生かす。

 広瀬川の再整備を巡っては今後、太陽の鐘南側から中央前橋駅まで約250メートル区間の再整備を進める予定。今年秋にも着手し、来年夏前までの完成を見込んでいる。