火山活動の状況に応じた避難訓練に取り組む参加者たち

 志賀草津道路(国道292号)の冬季閉鎖が22日に解除されるのを前に、草津白根山防災会議協議会(会長・黒岩信忠草津町長)は19日、同町の草津白根レストハウス周辺で避難訓練を行った。町や県、気象庁など関係者約50人が参加し、草津白根山の火山活動に応じた避難手順を確認した。

 ①火山性地震の増加など活動が活発化した場合②噴火警戒レベルが現状の1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げられた場合③小規模噴火が確認された場合―の三つのケースに分け、道路閉鎖や規制範囲外への車両誘導などを訓練した。

 小規模噴火が確認された場合の訓練では、監視員が周辺の通行人に噴火を知らせてレストハウス内に誘導。噴火が小康状態になったことを確認した後、火口から離れた場所へ避難していた。

 草津白根山は現在、噴火警戒レベル1のため、志賀草津道路は昨季に引き続き規制なしで通行できるが、町は安全確保のため滞在は控えるよう呼びかける方針。レストハウスは水道が凍結するなどしており、復旧後にトイレの利用などに用途を限定して開放する予定という。

 黒岩町長は「噴火警戒レベル1とはいえ噴火しない保証はない。緊急時への備えを万全にし、安全にお客さまに楽しんでもらえるようにしたい」と話した。