18日に開業する複合施設「チョコレート」

 カフェや印刷サービス店、シェアオフィスなどが入る複合施設「CHOCOLATE(チョコレート)」が、群馬県前橋市千代田町の前橋中央通り商店街に18日に開業する。空きビルを改修した施設で、利用者同士の交流を生み、中心市街地のにぎわいの拠点を目指す。

 不動産業を手掛ける合同会社「ドーナツ」(同所、橋本薫代表)が運営する。改修工事では、関係者が自ら一部の壁や床を塗ったり、組み直したりした。

 同施設は、しののめ信用金庫(富岡市富岡)が3月に民間都市開発推進機構(東京都)と共同で設立した「前橋まちなかまちづくりファンド」の投資案件第1号。同ファンドは空き店舗のリノベーションといった民間事業に投資し、中心市街地の活性化を目指す。ドーナツは、同ファンドから改修工事費の支援を受けた。

 施設の1階には、カフェ「LAUGH COFFEE(ラフ コーヒー)」(神戸篤樹代表)と、朝日印刷工業(前橋市元総社町、石川靖社長)のオンデマンドプリントショップ「デジタル・プリント・ステーション朝日(DiPS.A)」が入る。

 カフェはコーヒーなどの飲み物や焼き菓子を提供する。また、営業時間外に店内のスペースやキッチンを別の事業者に貸し出すことを検討している。神戸代表は「ずっと街中で店舗を持ちたいと思っていたのでうれしい」と話している。

 2階は地元の商品の情報発信やブランディングなどを手掛ける「まちのわーくす」(松原清通社長)が入居するほか、5社分のシェアオフィススペースを設ける。シェアオフィスのデスクは月1万5000円で貸し出し、既に3社の入居が決まっている。

 ドーナツの担当者、舘孝幸さん(30)は「街中でチャレンジする人やプロジェクトが生まれる場にしたい」としている。

 営業時間や定休日は店舗やオフィスによって異なる。カフェは午前10時~午後7時。月曜、第1火曜定休。プリントショップは午前10時~午後5時。日・月・火曜、祝日定休。