任期満了に伴う群馬県の沼田市長選は、24日の投開票に向けて最終盤を迎えた。同市長選が選挙戦に突入したのは2014年以来8年ぶり。いずれも新人で、無所属の元市議、島田康弘氏(45)=西倉内町、星野妙子氏(64)=上原町、星野稔氏(56)=桜町=が立候補しており、三つどもえの争いが熱を帯びている。

 人口減の深刻化が地方都市共通の課題となる中で、各陣営とも「沼田の将来を決める戦い」と位置付け、電話や交流サイト(SNS)も駆使しながら、さらなる票の上積みを図る。

 島田氏は22日、県外の元市議の応援を受けて街頭演説に臨んだ。告示前の公開討論会の回答を再現した動画もインターネットで配信。陣営は投票率が14年市長選の68.36%と同程度なら勝算があると見る。若者らの浮動票を取り込み、1万2千票の獲得を目指す。

 星野妙子氏は同日夕から池田、白沢、利根の各地区で個人演説会を開催。旧村地域の票の掘り起こしを狙う。陣営はコロナ下というマイナス要素と三つどもえ戦のプラス要素を加味して、投票率は60%程度になると見込み、1万2千票を当確ラインと見ている。

 星野稔氏の後援会は同日午前、緊急の選対会議を招集した。残り2日間、最後まで緩めず、一丸となって戦い抜くことを確認した。支援企業・団体は343まで伸びている。陣営は投票率が60~65%になると予測。当確ラインを上回る1万3千票の獲得を目指す。

 24日の投票は市内35カ所で午前7時から午後7時(利根町の2カ所は同6時)まで。開票は同8時15分からZACROSアリーナぬまた(市民体育館)で行われ、同10時ごろには大勢が判明する見通し。