職人の技術が詰まった「山ストール」をアピールする上久保さん
吾妻山の麓にあるアズマベース
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 キャンプや登山などのアウトドアで、おしゃれを楽しむ人は多い。織都桐生で、ファッション性に優れた「山ストール」を製造販売するプライレット(群馬県桐生市相生町)。桐生織の伝統技法を活用した製品は機能性も高く、登山ファンから支持されている。

 ぐんま百名山の一つで、同市中心市街地からも近距離に位置する吾妻山の麓に、同社の直営店「アズマベース」(同市宮本町)がある。店内には吾妻山をデザインしたオリジナルTシャツなど、登山客らが思わず手に取りたくなるようなアイテムがずらりと並ぶ。

 山ストールは職人の技術の粋を集めた一押し商品。100%天然繊維を使い、生地や染色は両毛地域の業者が担う。桐生織の一つ「風通織」と素材のシルクにより通気性、速乾性に優れていて汗を吸うので、これからの季節はタオルや手拭い代わりにも使える。

 生地には谷川岳や赤城山、妙義山の等高線をイメージした柄が描かれ、登山ファンの心をくすぐる。カラーバリエーションも豊富で、ストールのサイズは長さ約125センチ、幅34センチ、価格は1万1千円。一回り小さいサイズは4600円。

 同社の上久保匡人代表は、中学時代に経験したキャンプをきっかけにアウトドアのとりこになった。自身が興味のある分野と、地元の桐生織の技術を生かして何か作れないかと模索する中で、「山ストール」にたどり着いた。

 上久保代表は「最近はおしゃれのアイテムとして、普段着使い用に購入する人も多い。山ストールは機能性にも優れており、まずは手に取ってもらいたい」と話す。

【データ】 同社は2012年に創業。社名は「プライベート」と「シークレット」の造語で、「自分たちが欲しいものをひそかに作る」との意味を込めた。製品はアズマベースやウェブサイトなどで販売する。不定休。問い合わせは同社(☎090-6316-1388)へ。

●記者のトレンド予測● 時代に左右されない製品

 妙義山の等高線が描かれたデザインの山ストールに一目ぼれし、妻へのプレゼント用に購入した。アウトドアだけではなく、私服にも合わせられそうと喜んでもらえた。桐生織の技法や染色など職人の技術が詰まっていることを知り、より引かれた。

 私自身もフリースなどアウトドアウエアをよく購入する。多少は高価だが耐久性が良く、長年着用できる。デザインはベーシックでどんな時代にも左右されないものがいい。山ストールもそんな製品だと思った。

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