赤城大沼周辺の観光関係団体や前橋市などでつくる赤城大沼自然環境保全協議会(新井剛会長)は、カヌーやカヤックで赤城大沼を満喫できるガイドツアーの実証事業を6~10月に行う。アウトドア人気を背景に、湖面を楽しめる新たなレジャーとしての可能性を探る目的があり、実施事業者を5月6日まで公募している。

 同協議会は2020年度に個人所有に限り、カヌーやカヤックの持ち込みを認め、協力金(1000~3000円)を徴収する湖面ルールを策定した。ガイドツアーでは湖面からの山々の景観をはじめ、水辺での生態系や動植物の解説などを想定している。1回に航行できるのは原則10隻までだが、湖面の利用状況次第ではそれ以上も認める。

 ワカサギの幼魚を育てる養殖区域を除き、モーターボート航路に支障のない範囲であれば湖面を自由に使える。ツアーに使うカヌーなどは個人所有と同じく1000円(釣り目的は3000円)を同協議会に支払う。

 同協議会は「カヌーなどを使うツアーは自然環境に負荷をかけない上に人気もある。赤城山観光のブランド力強化につなげたい」としている。

 公募する事業者は民間企業やNPO法人、個人事業主など。5月中旬に審査を行い、選ばれた事業者は同協議会と協定を結ぶ。

 詳細は同市ホームページに掲載している。問い合わせは同協議会(☎027-257-0675、メールはkanko@city.maebashi.gunma.jp)へ。