指導 健康運動指導士 山西 加織さん(高崎健康福祉大学人間発達学部子ども教育学科准教授) 指導 健康運動指導士 山西 加織さん(高崎健康福祉大学人間発達学部子ども教育学科准教授)

よく遊び、 よく食べ、 よく寝て、 子どもは育つ

 成長著しい子どもは、よく遊び(運動)、よく食べ(栄養)、よく寝る(休養)ことが健やかな育ちや生き生きとした生活につながります。

しかし、現代っ子の生活は「よく遊び」の部分が崩れ、運動不足の子どもが多くなっています。その背景には、子どもの遊び事情が外遊びからゲームなどの室内中心の遊びに変化していることが挙げられます。園や学校以外で運動する子どもが減少し、生活全体の身体活動も乏しくなっています。そして、このコロナ禍の外出自粛。運動不足が加速していませんか。

子どもの肥満予防

 このような中、子どもの肥満やそれにともなう健康問題が心配されています。子どもの肥満に多い原因は、消費エネルギーが摂取エネルギーを下回る生活が続くことです。食生活を見直すことも大切ですが、成長過程にある子どもは消費エネルギーを増やし、丈夫でバランスのとれた体をつくることも大切です。日常生活に体を動かす遊びや運動を取り入れたり、移動やお手伝いなどで身体活動を増やしたりして、肥満を防ぎましょう。

健康づくりの土台を築こう

 幼少期に思い切り体を動かして楽しく遊ぶ経験は、子どもの心身の発達を促すだけでなく、その後の運動習慣や健康につながっていきます。

 子どもの頃に楽しさや心地よさをたくさん感じることで、「運動が好き」な気持ちを生涯にわたって持ち続けられるでしょう。

 自宅で過ごすことが多い今、親子でふれあいながら楽しく体を動かしてみませんか。

お問い合わせは日本健康運動指導士会群馬県支部(県立心臓血管センター内)tel 027-269-7455(内線8332) 運動はかかりつけの医師の指導のもと適切に行いましょう。