木陰でくつろげる「リラックスの森・ピクニックエリア」。「森の文庫」と呼ばれる本棚もある

 群馬県中之条町折田の町営観光施設「中之条ガーデンズ」が本格開業から1周年を迎えた。一流の園芸家が手がけた七つの庭と農園を整備、初年度の入園者数は約10万1千人となった。若葉の季節を迎え、29日から「庭で、過ごす、くつろぐ、食べる、感じる」をテーマとした1周年の感謝企画を始める。

 「花と湯の町なかのじょう」をスローガンとする同町の中核的施設で、敷地面積は12ヘクタール。前身である花の公園「花の駅 美野原」を5年かけてリニューアルし、四季を通じて楽しめる観光庭園と農園にした。本格開業に伴い、昨年4月17日から施設を有料化した。

 初年度の入園者数は目標の12万人を下回った。町花のまちづくり課によると、新型コロナウイルス下の外出自粛で大々的な宣伝ができなかったことも影響したという。

 ハナモモの見頃と好天が重なった今月17日は、1日の来園者数が約1880人と有料化後の最多を記録。今後は花の見頃に合わせた企画などソフト面を充実させ、反転攻勢を目指す。

 同課は「首都圏からの誘客に伸びしろがあるとみている。四万や草津の温泉観光客も取り込んでいきたい。来園者に楽しんでもらえる仕掛けを考えていく」としている。

 感謝企画はガーデンズの四季を撮影した写真展、中之条の生花と山菜を使ったリース作りワークショップ(30、1日)などが行われ、園内を巡るスタンプラリーもある。土日・祝日はキッチンカーが出る。新緑とツツジが見頃で、ゴールデンウイーク後半はフジも咲き始める見込み。5月8日まで。

 29日は花の苗を数量限定でプレゼントする。午前9時~午後5時。入園料は花の見頃に合わせて変動(上限千円)し、現在は大人600円。問い合わせは中之条ガーデンズ(☎0279-75-7111)へ。