医療的ケア児支援法の施行を受けて、群馬県渋川市は5日までに、市の保育所や認定こども園、幼稚園で医療的ケア児を受け入れる際のガイドラインを策定したと発表した。市によると、ガイドライン策定は県内初。

 医療的ケア児は、日常生活や社会生活のため、人工呼吸器による呼吸管理などの医療的ケアを必要とする子ども。同法は適切なケアが受けられる体制を整え、医療的ケア児が一般の子どもと一緒に保育・教育を受けられるようにするため、昨年9月に施行された。これを受け、市は本年度、受け入れ態勢を整えた。

 ガイドラインでは、市への相談から入園希望施設の現地確認、利用申請といった入園までの流れを規定。医療的ケア児が入園する際には、ケアする専任看護師と、保育・教育を担う専任保育士を雇用する。関係者が連携して保育・教育を提供できるよう、保護者や施設長、施設職員、主治医らの役割も明確化した。

 高木勉市長は「子どもが平等に保育・教育を受けられる環境を整えたい」と話した。