新型コロナウイルス感染症によって販路が減った群馬県内の小規模なクラフトビール醸造所をアピールするイベント「クラフト・ビア・ハウス・タカサキ」が8日、高崎市中紺屋町のシェアスペース「NAKAKONYA」で開かれる。町のにぎわいを取り戻すことも狙う。ビアフェスティバルで一般的な使い捨てのカップではなく、洗って何度も使えるリユースカップを採用。入場料として600円でカップを購入して参加する形にする。

 市内でクラフトビールを提供する飲食店「Craft beer bar BOCCA」のオーナー、松井麻希さんが主催する。

 松井さんによると、小規模なクラフトビール醸造所は飲食店を主な販路とすることが多く、新型コロナによる休業に伴い、苦境に陥った。「家飲み」需要の増加にも、瓶詰商品の増強などが追いつかず、対応しきれないのが現状という。

 打開策の一つとしてイベントを企画した。シンキチ醸造所(同市)、四万温泉エールファクトリー(中之条町)、みなかみオクトワンブルーイング(みなかみ町)のビールを古民家を改修した会場で音楽とともに味わえる。シンキチと四万からは醸造家が来場する。同市内の飲食店数店も出店を予定し、つまみやソフトドリンクを提供する。

 イベント終了後に周辺での「2次会」へ繰り出してもらうため、開催は午前11時から午後6時までにした。松井さんは「人と一緒に酒を飲む楽しさをもう一度味わってもらえれば」と話している。

 問い合わせはBOCCA(☎027-386-5260)。同店の交流サイト(SNS)からも可。