新田義貞の鎌倉攻めにちなむ鏑矢祭(かぶらやさい)が8日、群馬県太田市の生品神社で開かれた。新緑の中、黒袴(ばかま)に白い鉢巻きを着けた地元の太田生品小の6年生30人が鎌倉の方角に向けて矢を放った=写真

 北条氏の討伐に向け、「天誅(てんちゅう)」のかけ声が響き、矢が弧を描いた。石井琥太郎(こたろう)君は「弓を構えた時は緊張したが、練習通りにうまくできた」と振り返った。田村歩澄(ほずみ)君は「父が小学生の時も同じように矢を放ったと聞いた。伝統行事に参加できた」と話した。

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。指導役の木暮昌典さん(70)は「久しぶりに多くの皆さんに子どもたちの勇姿を見てもらえた」と喜んだ。