前橋市内の路上で迷子の女児(3)が交通事故に遭うのを防いだとして、前橋東署(長岡章署長)は10日、前橋高3年の小沼颯斗さん(17)に感謝状を贈った=写真

 同署によると、4月14日午後6時半ごろ、前橋市富田町の歩道で母親を呼んで泣いていた女児が、車が来ているにもかかわらず交差点に飛び出した。

 自転車で下校中だった小沼さんは、車に止まるように手で合図しつつ女児へ駆け寄り、抱きかかえて歩道に避難した。他の通行人が通報し、駆け付けた署員が女児を保護者に引き渡した。

 「人見知り」と言う小沼さんは状況を見極めてとっさに行動したといい、「自分にも危険があったので緊張した。女児も自分も無事で良かった」と笑顔を見せた。

 長岡署長は「思いやりの輪が広がり、安心して暮らせる社会になるといい」と述べた。

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