パラグアイに派遣される海外協力隊の須藤さん

 国際協力機構(JICA)の海外協力隊員として今月中旬、パラグアイに赴く群馬県安中市の須藤来夢さん(27)の壮行会が10日、高崎市のJICA東京高崎分室で開かれた。介護施設での勤務経験を生かし、現地の障害者支援施設で活動に当たる。須藤さんは「これまでの経験を生かし、介護の方法で改善できることがあれば提案やアドバイスをしたい」と意気込んでいる。

 パラグアイで配属される施設は、身体や知的、精神の障害や発達障害がある人が入所や通所で利用している。須藤さんは障害者施設や重度訪問介護の勤務経験があり、現地でスポーツや体操といったレクリエーション指導や生活支援の協力などを行う。

 当初は2020年夏の派遣予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。17日の出国を前に、須藤さんは「日本との違いを知るのも楽しみ。広い敷地の中で一緒に散歩したい」と現地での活動を心待ちにしていた。

 壮行会にはJICA関係者やOB隊員ら約10人が集まり、高橋政行分室長が「じっくり楽しみながら活動にあたって」とエールを送った。

 JICAはコロナ下で2年ほど見合わせていた派遣を徐々に再開している。