今月1日に行われたバスケットボール男子Bリーグ1部(B1)、群馬クレインサンダーズの今季ホーム最終戦。あいにくの雨にもかかわらず、会場となった太田市運動公園市民体育館は2千人を超える観客が詰めかけた。周辺にはピザや焼きそば、スイーツなどの飲食を中心とした出店も並び、試合開始前から家族連れらでにぎわっていた。
子供と観戦に訪れていた大泉町の佐藤大輔さん(37)はチーズドックとカレーに舌鼓を打っていた。「以前はバスケットボールを好きではなかったけれど、一度見たらライブ感がすごくてファンになった。トレイ・ジョーンズとアキ・チェンバースの連係は最高」と笑顔で話した。
B1参入にあたり、チームを運営する群馬プロバスケットボールコミッションは地元の太田市と連携し、ホーム戦会場に飲食など約30店舗が並ぶ「OTAマルシェ」を始めた。前橋市から移転してきたプロバスケットボールチームに関心を持ってもらうことが狙いで...