駅前で音楽を楽しめるカフェを開業する川島さん

 創業する人を支援するため、群馬県館林市は東武線館林駅東口にある旧駅前観光案内所を「チャレンジショップ」として活用する。初の事例として16日、市の創業ワークショップを修了した川島圭三さん(46)=同市西本町=がカフェ「ハイダウェイカフェ」をオープンする。

 旧案内所は3階建てで市が所有する。新案内所が昨秋、東西駅前広場連絡通路に移転オープンして以降は、空きテナントになっていた。市は起業する人を支援する施設「館林パブリックエントランス」として新たに活用を検討。ガスや水道の整備など改装費用を負担し、仲介業者を通じて月5万円(水道光熱費別)で貸し出す。

 川島さんは昨年まで県内の自動車メーカーに勤務。子育てが一段落したのを機に退社し、趣味で長年続ける音楽を誰もが気軽に楽しめるカフェを開きたいと創業を決めた。

 店ではハンドドリップにこだわったコーヒーなどを提供する。川島さんは「ゆったりとしたひとときを過ごせる空間にしたい」と意気込む。

 市が物件を貸し出し、創業支援するのは初めて。担当者は「駅前のにぎわい創出につなげたい」としている。