2019年に勢多農林高2年だった女子生徒=当時(17)=が亡くなり、遺族がいじめ被害を訴えた問題で、群馬県教委の第三者委員会が20年にまとめた調査結果を再び調べる「県いじめ再調査委員会」の第8回会合が14日、県庁で開かれた。事前に遺族から了承が得られたとして再調査計画を決定し、調査事項について審議した。再調査結果の報告書は年内をめどに取りまとめる見通し。

 県によると、今後の調査は県教委の第三者委員会がまとめた報告書を基に進め、現時点で新たに関係者への聞き取りなどを行う予定はない。調査事項の詳細については「今後の審査に支障が生じる」として明らかにしていない。

 同会合は21年7月に初めて開かれた。再調査計画案は委員が検討した後、遺族からの要望を受けて3回修正した。今後は決定した各調査事項の分析を進める。県は報告書の取りまとめ時期について「審議が尽くされることが重要で、(年内との見通しは)延びることもあり得る」としている。