シルホイールを回転させる奥沢さん

 カナダのサーカス劇団「シルク・ドゥ・ソレイユ」で活躍したパフォーマーの奥沢秀人さん(40)=桐生市=が、コロナ禍で社会との接点が減った子どもたちのキャリア教育を始めた。17日は桐生桜木小(黒沢ゆみ子校長)で全校児童287人を前に、重さ15キロの鉄製の輪「シルホイール」を使った迫力のパフォーマンスを披露。夢中になれるものを見つける大切さについて講演した。

 奥沢さんは輪を内側から四肢で支えて軽やかに操り、回転しながら縦横無尽に移動。華麗な演技で児童の歓声を集めた。

 次に奥沢さんが見せた動画は、転んで失敗してばかりの練習風景。「最初から格好良くできる人はいない。私は皆と同じ普通の人」とした上で「サーカスが好きだから続けられた。夢中になれるものに出合えるよう、失敗を恐れずいろいろなことに挑戦してほしい」と訴えた。

 コロナ禍で劇団を解雇されて地元に戻ったことにも触れ、「だから皆さんに会えたと、前向きに考えるのが良い」と助言した。

 この日はパフォーマーの天野真志さん(35)=みどり市=も出演した。奥沢さんはキャリア教育の出張授業を受け付けている。問い合わせは電子メール(abcirquedusoleil@hotmail.co.jp)へ。