文部科学大臣表彰の研究支援賞を受賞した群馬大の平野さん(右)と石崎学長

 科学技術の発展に貢献した個人などを表彰する科学技術分野の文部科学大臣表彰で、群馬大大学院医学系研究科の技術専門職員、平野瞳子さん(41)が研究支援賞を受賞した。同大は18日、前橋市の荒牧キャンパスで伝達式を開き、関係者が平野さんの栄誉をたたえた。

 同賞は研究者と共同で課題解決に取り組んだり、研究開発の推進を支援したりするなどの活動で功績のあった人が対象。本年度は全国で9件が選ばれた。

 平野さんは研究者が共同で利用する顕微鏡や、細胞内の成分を分析する機器を整備・管理する。2009年に入職して以降、使い方のルールづくりや環境整備、研究者の代わりに分析を行う依頼分析などに力を入れてきた。

 受賞を受けて、平野さんは「関係者の皆さんが積み重ねてきたことに対する受賞だと感じている。機器を常に使いやすく整え、今後も研究支援に励みたい」と話した。

 同日の伝達式で石崎泰樹学長は「平野さんのような方に支えてもらい研究者たちも大変心強い」とたたえた。