図柄入りナンバープレートの導入イメージ
図柄入りナンバープレートに採用される「ぐんまちゃん」

 車のナンバープレートに地域独自の図柄を採用できる国の制度を巡り、群馬県は19日、県のマスコット「ぐんまちゃん」のイラストを盛り込み、2023年10月からの交付を目指すと明らかにした。導入後は「群馬」のほか、既存のご当地ナンバーの「前橋」「高崎」についても希望者が利用できるようになる。

 県は現在、ぐんまちゃんの原作者らとデザインを検討中。複数の案を示して10月ごろ、県民にアンケートし、11月ごろに決定する。国土交通省に提示後、デザインが正式決定するのは23年7月ごろになる見通し。

 国交省は4月下旬、地方版図柄入りプレートの新規受け付けを開始した。都道府県単位での導入には、市町村の過半数の同意が必要となるため県は今後、市町村へ同意を求めていく。

 地域の風景や名物などを取り入れた図柄入りプレートは「走る広告塔」とも呼ばれ、県は導入が本県の認知度向上やイメージアップにつながると期待する。19日の定例会見で、山本一太知事は「(ぐんまちゃんは)県のキラーコンテンツ。県民の『ぐんまちゃん愛』を引き上げるのにも効果的な施策」などと述べた。

 ご当地ナンバーで、高崎は図柄がないが、前橋は赤城山をモチーフにした図柄入りが18年10月から交付されている。前橋市によると、交付実績は4月末時点で2492件。選択肢にぐんまちゃんが加わることについて、市政策推進課は「うまく共存できるようにしたい」としている。