金型製造業の田所型工(群馬県桐生市新里町鶴ケ谷、田所直明代表)は19日までに、前橋地裁桐生支部から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンク太田支店によると、決定は9日付で、負債額は約9000万円。

 同支店によると、同社は1982年に創業し、電機メーカーや自動車部品メーカーを主力得意先としていた。過去からの累積赤字によって債務超過状態が続いて資金繰りが逼迫(ひっぱく)する中、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり主力先からの受注量が減少。今年に入るとロシアのウクライナ侵攻によって、得意先のサプライチェーンの不安定な状況に拍車がかかり、資金繰りが限界に達した。4月15日までに事業を停止したという。