土合駅の地下ホームで熟成した「モグラビール」を味わう人たち=21日、みなかみ町

 JR上越線土合駅(群馬県みなかみ町)の地下ホームで熟成したビールを楽しむイベント「もぐらビアキャンプ」が21日、同駅に併設するグランピング施設「DOAI  VILLAGE」で開かれた。県内外から多くのクラフトビールファンが電車を使って訪れ、この日解禁となった特別な一杯を味わった。

 施設を運営するヴィレッジインク(静岡県)と、ビール醸造を通じて自然環境の保護や地域活性化を考えるブルワリー仲間が、JR東日本高崎支社などと協力して開催した。

 地元のオクトワンブルーイングや東京、静岡、埼玉、秋田の計9ブルワリーと地元飲食店が出店。各ブルワリーは土合駅舎から486階段を下りた地下ホームの旧事務室(貯蔵室)にこだわりのビールを持ち込み、1年以上熟成させた。オクトワンはキノコの黒ビールなどを熟成した。

 会社仲間と早朝の電車で駆け付けた柴崎芽久美さん(43)=前橋市=は「ハイアルコールだけど角が取れていてまろやか。おいしい」と話し、各店を巡って「モグラビール」を堪能した。

 バイオプラスチックのコップを使ってビールを提供。1杯につき売り上げの3%を同町に生息するイヌワシの保護団体に寄付する。