自宅で妻を蹴ってけがをさせとして、前橋東署は22日、傷害の疑いで、前橋市、会社員の男(63)を逮捕した。妻はその後、搬送先の病院で死亡した。同署が詳しい死因などを調べている。

 逮捕容疑は20日午後7時10分ごろ、同所の自宅1階の居間で、看護助手の妻(62)の顔を蹴るなど暴行し、右目にけがを負わせた疑い。同署によると、「間違いありません」と容疑を認めている。

 暴行から1日以上が経過した22日午前0時55分ごろ、同居する30代の息子から「母親が自宅で意識のない状態で倒れている」と119番通報があった。その後、搬送先の同市内の病院で死亡が確認された。

 同日午前2時35分ごろ、病院の医師から検視依頼の通報があり、暴行が発覚した。同署は暴行と死因の因果関係を調べている。

 近くに住む男性(70)は「(男は)暴力するような人に見えない。夫婦の仲は良さそうだった。信じられない」と言葉を失っていた。2、3年前に男が引っ越しのあいさつに来たという別の男性(80)は「22日夜中に、救急車の音が近くで聞こえた。まさかこんなところで事件が起こるとは」と驚いていた。