「みのわの里のきつねの嫁入り」でキツネ顔の化粧をして練り歩く花嫁行列=2019年

 キツネ顔の化粧をした男女が、高崎市箕郷町に伝わる婚礼儀式を再現する「みのわの里のきつねの嫁入り」が10月2日、3年ぶりに開催されるのに伴い、実行委員会が挙式したいカップルを募集している。本物の結婚式として開催するのは今回が初めてで、一風変わった世界で永遠の愛を誓うことができる。

 昭和30(1955)年ごろまで地元で行われていた婚礼儀式を、きつねの嫁入り風に再現した恒例行事。住民ら約100人の花嫁行列が、同市箕郷支所からふれあい公園までの1キロを練り歩き、キツネの男女が結婚するまでを描いた創作劇も上演する。

 これまで花嫁役と花婿役をカップルが務めたことはあったが、本物の結婚式を開くのは今回が初めて。当日はキツネ顔の化粧をし、花嫁は大振り袖を身にまとい頭には角隠しを、花婿は羽織はかま姿で練り歩く。親族も参列できる。行列の後、公園の特設ステージで神主による神前式に臨み、“キツネの誓い”で愛を誓い合う。

 コロナにより直近2回が中止となり、開催は3年ぶり。実行委員長の岡本優子さん(75)は「昔は普通だった婚礼行事も、今の若い人にとってはファンタジーのように珍しいと思う。ぜひ体験してほしい」と呼びかけている。

 締め切りは7月末。対象は高崎市在住または在勤で、39歳以下のカップルや夫婦。費用は1万円。面接がある。問い合わせ、申し込みはメールで実行委(minowakitune@gmail.com)へ。