富岡市は23日、ゴールデンウイーク期間中(4月29日~5月8日の10日間)の世界文化遺産、富岡製糸場の入場者数が、昨年同時期の倍以上となる2万3579人だったと発表した。新型コロナウイルス対策の行動制限がなかったことなどから、市は入場者数は増加傾向にあると分析している。ただ、コロナ拡大前の2019年の同時期との比較では半減した。

 昨年同時期(4月29日~5月9日の11日間)の入場者数は1万1195人だった。20年は国の緊急事態宣言を受け、同時期の全日程を休場した。19年の同時期(4月27日~5月6日の10日間)は4万6465人だった。

 昨年度の年間入場者数は22万3000人だった。市は入場料収入を製糸場の運営費用に充てており、本年度は入場者数を40万人と想定し、当初予算を計上している。市は「このまま全ての期間で昨年の倍のペースでいけば本年度目標に達する」と説明している。

 製糸場の年間入場者数のピークは、世界遺産に登録された14年度で、133万8000人。コロナ拡大前の19年度は44万3000人だった。