作業服・アウトドアウエア販売のワークマン(群馬県伊勢崎市柴町、小浜英之社長)が、県内初となる新業態店「ワークマンシューズ」を北関東道前橋南インターチェンジ近くの「パワーモール前橋みなみ」(前橋市)に9月に出店する計画を進めていることが23日、分かった。女性向け店舗「#ワークマン女子」の併設店とする予定。自社開発した高機能低価格シューズをメインに扱い、全国的にも出店攻勢をかける。

 店舗面積は約500平方メートル。同一建物のうち3分の1を「ワークマンシューズ」、他をアウトドア衣料品店の「#ワークマン女子」とする構想だ。近くでは、スウェーデン家具大手イケアグループの日本法人、イケア・ジャパン(千葉県)が新店舗を2024年に開業する方向で調整しており、同モールの注目度が高まっている。

 ワークマンシューズは靴専門の新業態店でカジュアルやスポーツ、アウトドアなど用途別に自社開発した靴をメインに扱う。各分野のユーザー代表者の意見を反映し、撥水(はっすい)や防水、蒸れ防止といった機能を備えた製品を開発しており、同社は「同じ土俵にいる有力専門店はない。#ワークマン女子で扱う女性用機能性ウエアよりも競合が少ないブルーオーシャン(未開拓)市場」と有望視する。

 土屋哲雄専務が23日、上毛新聞の取材に対して明らかにした。同モールには食料品店や衣料品店が集積し、高い相乗効果が見込めるという。売上高は年間4億円規模を想定し、土屋氏は「ショッピングセンター敷地内への出店としては全国一、二の売り上げを狙える」と期待している。

 ワークマンシューズは1号店が4月、大阪市にオープンしたばかりで、業績は好調という。6月には東京・池袋のサンシャインシティに関東初となる店舗を開く。本県は和歌山、鳥取両県に続いて全国5店舗目となる見通しで、来年3月末までに全国8店舗体制とする構想だ。

 同社は2~4年以内をめどに「#ワークマン女子」を県内10店舗体制(現在は2店舗)とし、ワークマンシューズとの併設も進める。伊勢崎市周辺に同社最大規模となる新物流センターの設置も計画している。

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