電柱のてっぺんに留まり周辺を見回す白いカラス=20日午後4時30分ごろ、高崎市
畑で目撃された黒色と白色のカラス(提供写真)=21日午後5時ごろ、高崎市
黒色のカラスと一緒に電柱の上で羽を休める白いカラス=22日午後5時半ごろ、高崎市

 白いカラスが群馬県高崎市に現れ、話題になっている。色素減少で白化する白変個体とみられ、日本野鳥の会群馬事務局は「全身が白い個体は珍しい」としている。

 市内の岡田基さん(88)は21日夕、近所の畑で白と黒のカラスが一緒に餌をついばむ様子を目撃した。「白いハトだと思ったが、よく見たらカラスだった」と驚きを振り返る。

 先天的に色素がないアルビノのハシボソガラス2羽を飼育する新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里によると、発見されたカラスはハシボソガラス。瞳やくちばし、足が少し黒く羽毛に淡い茶色の部分もあるため、アルビノではなく白変個体とみられる。同事務局が海外の調査結果などを参考に推計したところ、全身白色の出現確率は2万~3万羽に1羽程度という。