記念碑を建てる(左から)石川玉村町長、川野団長、須田女川町長ら

 2011年の東日本大震災以降、継続的な被災地支援で親交を深めてきた玉村町と宮城県女川町の友好を記念する碑が、女川町役場の敷地内に完成した。23日までに式典が開かれ、両町の住民らが長年の絆を確かめ合うとともに、今後も変わらぬ友好を誓った。

 記念碑は高さ1.5メートル。周囲に玉村町の花である「マリアカラス」、女川町の合唱団と同じ名前の「ソレイユ」のバラ2品種が並んで植えられ、かれんな花を咲かせている。

 玉村町の混声合唱団COROぴあちぇーれ(川野敏団長)が音楽の力で被災地にエールを送ろうと、11年から今年4月まで計10回の「復興支援チャリティーコンサート」を開き、入場料などを義援金として女川町に贈ってきた。

 女川町の合唱団「ソレイユ」も玉村町を訪れてコンサートに参加するなど、交流を深めてきた。コンサートは4月の10回目が最後の開催となったが、培った友好関係を今後も長く伝えていこうと、記念碑を建立することになった。

 式典には玉村町からCOROぴあちぇーれのメンバーや石川真男町長、女川町から須田善明町長やソレイユのメンバーらが出席。須田町長からは、これまでの支援に対する感謝の言葉が伝えられたという。

 川野団長(70)は「コンサート開催は一区切りとなったが、今後も女川の皆さんと交流を続けたい」と力を込めた。