コロナ禍の前に開かれた尾島ねぷたまつり=2019年8月

 群馬県太田市の夏の風物詩「尾島ねぷたまつり」について、市は24日の市議会都市産業委員会協議会で、今年も中止となることを報告した。新型コロナウイルス感染症の影響で中止は3年連続。

 実行委員会が4月25日に協議し、ねぷたまつりの参加者や一般客らが密集するため感染防止対策を十分に取れない可能性があると判断した。市内のほかのイベントが規模を縮小したり、主催者が中止の方針を固めたりしていることなどもあり、安全面を考慮して中止を決めた。

 市観光交流課は、行事の伝承を途切れさせないためにも「太鼓やお囃子(はやし)などを披露する場を別の形で設けたい」としている。今後、関係団体を交えて協議する予定。

 ねぷたまつりは例年8月中旬に2日間開催され、計約15万人程度が訪れる。