群馬ダイヤモンドペガサスが高崎市内に整備する屋内練習場のイメージ

 今年で設立15周年を迎える野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスは24日、高崎市内に屋内練習場を整備し、中学生硬式チームと女子チームをそれぞれ設立する方針を明らかにした。屋内練習場は2023年春の完成を予定。ペガサス関連チームの拠点とするほか、他競技の練習や試合、イベントなど地域の交流拠点としても活用してもらう。中学生硬式と女子のチームは県内選手の受け皿として、県内野球全体の底上げにつなげたい考え。

 屋内練習場は縦42メートル、横45メートル、高さ約10メートルのテント型施設で、内部に人工芝を敷く。打撃練習や内野の守備練習を行える広さがあり、同市郊外に用地を取得する。整備費は約1億円。50台ほど収容できる駐車スペースを確保し、野球に限らず、フットサルの試合や、音楽関連の練習、イベントなどに活用してもらう。

 ペガサスは同市南部球場を通常の練習拠点としている。雨天時は大学や民間などの施設を借りて練習してきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で屋内利用が難しくなったことを機に、独自に整備することにした。

 中学生硬式チームについては来春にリトルシニア関東連盟への加盟を目指す。小学6年生を対象に今年の夏ごろから体験練習会や説明会を開き、1学年20人程度を募っていく。中学卒業後に県内強豪校で活躍できる選手を育成する方針だ。

 女子チームは2年後の設立を視野に入れ、実業団、プロなどチームの形態を検討。巨人や阪神、西武の女子チームや実業団チームとの交流、対戦を模索していく。県内学童チームに女子選手が増えており、中学生以上の選手の受け皿となることを想定している。

 チームを運営する群馬スポーツマネジメントの糸井丈之会長は「さまざまなチームを持つことで、群馬ダイヤモンドペガサスが持っている人材や設備を多面的に活用できるメリットがある。競技人口が減少する中で県内野球の底上げにつなげていきたい」と話した。