ごみ減量や循環型社会の構築に向け、群馬県渋川市は6月15日から市民が持ち込んだ雑紙とトイレットペーパーを交換する事業を始める。毎週月、水、金曜に、市役所本庁舎の市環境森林課で受け付ける。

 交換対象は、自治会や育成会が回収している新聞、雑誌、段ボール以外の再資源化可能な紙。主に菓子の箱やトイレットペーパーの芯、牛乳パックなど現在は可燃ごみに出されている雑紙を想定している。汚れや臭いの付いたものなどは対象外になる。雑紙1キロにつき、トイレットペーパー1個と交換する。

 市によると、2019年度の1人当たりの一般廃棄物の排出量は1日1147グラムで、県内35市町村で7番目、12市で2番目に多かった。こうした背景から少しでもごみを減らし、再資源化を進めようと今回の事業を始めることにした。

 ごみ削減を巡って、市は昨年度、食品ロス削減条例を県内市町村で初めて施行したほか、古紙や金属類などの再資源化推進に向け、本年度から常設の回収拠点の整備費用の一部補助も始めている。