新型コロナウイルス感染症への対応で、県指針に基づく警戒レベルについて、県が現行の2を1に引き下げる方向で調整していることが25日、関係者への取材で分かった。感染急拡大を受け、県は1月12日に県全域で1から2に引き上げて以降、2を維持してきた。28日から適用されるとみられ、会食や県外への移動などへの要請は緩和される見通し。26日に開く対策本部会議で正式決定する。

 県の警戒レベルは0~4の5段階で、1は下から2番目となる。県はまん延防止等重点措置が解除された3月22日以降も、感染拡大防止などを目的として2を維持してきた。

 最近になってコロナ対応の病床使用率が20%前後で安定している状況が続き、新規陽性者数も落ち着いていることが背景にある。ワクチンの3回目接種の割合が24日時点で、対象者(12歳以上)の67.6%と高くなってきたことも判断を後押しするとみられる。

 警戒レベルの引き下げに伴い、会食や県外移動などへの要請も緩和される見通し。現状では、大人数での会食や飲み会には慎重な判断を求め、会食などを行う場合は1テーブル4人以下を基本とすることを呼びかけている。感染リスクの高い場所の利用や、県外移動には十分注意することも要請している。