同居の母=当時(76)=を暴行して死なせたとして傷害致死の罪に問われた太田市の無職の男(47)の裁判員裁判の論告求刑公判が25日、前橋地裁(山崎威裁判長)で開かれた。検察側は「ゆがんだ身勝手な心情による犯行」として懲役8年を求刑、結審した。

 検察側は論告で、母に対する暴行は継続的で、同種事案でもやや重い刑が妥当だとした。

 弁護側は、仕事の悩みでストレスを抱えており、計画性はなかったと主張。懲役3年、執行猶予3年が相当だとした。

 起訴状によると、昨年10月5~19日ごろ、自宅で母の両脚を多数回蹴るなどの暴行を加え、左右大腿(だいたい)部筋挫滅などのけがを負わせて外傷性ショックで死亡させたとされる。