新型コロナウイルス感染症対策で、群馬県の山本一太知事は26日、県指針に基づく警戒レベルを28日から現在の2から1へ引き下げると発表した。県全域を対象地域とする。現状で1テーブル4人以下としている会食・飲み会に関する要請は、人数を制限せず、十分な注意を呼びかける。

 このほか、レベル1では、事業者に対してテレワークや時差出勤を推奨し、高齢者施設や病院には対面での面会は感染防止策を徹底するよう求める。県立学校の部活動は、宿泊を伴う活動も可能とする。
 
 県はコロナの専用病床の稼働率が20%前後で安定的に推移し、12~64歳以上の3回目のワクチン接種率が65.7%(25日時点)と向上してきたことなどから引き下げを判断したとしている。
 
 26日の定例会見で、山本知事は「(レベル1でも)感染対策をしなくて良いという段階ではない。引き下げ後も気を緩めず、感染状況を注視していく」と述べた。

 県指針に基づく警戒レベルは0~4の5段階で設定され、レベル1は各種要請の度合いが2番目に緩やか。県は感染の急拡大を踏まえ、今年1月12日にレベル2に引き上げ、3月22日にまん延防止等重点措置が解除された後も維持してきた。