群馬県のブランド鶏「上州地鶏」について、県は26日、機能性表示食品として消費者庁に受理されたと発表した。県育成品種としては初めて。上州地鶏は疲労感の軽減が期待されるイミダゾールジペプチドを豊富に含んでおり、山本一太知事は「高タンパクで低脂質のためアスリートや高齢者、ダイエットをしている人にも最適」とPRした。

 上州地鶏は県畜産試験場が開発した軍鶏(しゃも)の血を引く純国産地鶏。地鶏として国内最大級の大きさと凝縮された濃いうまみ、弾力のある食感が特徴。飼育方法などに関する厳しい基準を満たし、特定JAS規格の認証を受けている国内10鶏種の一つで、希少性が高い。

 機能性表示食品制度は効能を分かりやすく示した商品を増やし、消費者が正しい情報を得て選択できるよう2015年に始まった。国が許可する特定保健用食品や栄養機能食品と異なり、受理されると事業者側の責任で「おなかの調子を整えます」などと効能を表示できる。

 県は上州地鶏肉や、その加工品を取り扱う店舗を「上州地鶏指定店」に認定する制度を20年に創設。19日現在で、県内外の43店舗が認定されている。