特製弁当を受け取るエゴール君

 群馬県みどり市ろう者協会と県聴覚障害者連盟でつくるウクライナろう者避難民支援チーム(小林大介会長)は28日、同市大間々町の多世代交流館でボズコ・ボロジミールさん(48)ら同市の市営住宅で暮らし始めた5人の歓迎会を開いた。支援チームや手話サークル会員ら20人が参加、国際手話の基本を教えてもらったり、手話で懇談した。

 小林会長が「1年滞在になるか、分からないこともあるが、しっかり支援を続けていきたい」とあいさつ。事務局の吹野昌幸さんが動画や写真を交えながら、一行の来日までの足跡を紹介。「フランクフルトでの乗り継ぎの際にはドイツの友人が手助けしてくれ、スムーズに進んだ。国外に友達がいることは、うれしいこと」と話した。また吹野さんが同行して東京出入国在留管理局高崎出張所で27日、5人に90日間のビザが発行されたことを報告した。

 前橋市の坂部初枝さん(72)は好きなおかずを聞いて特製弁当を用意。エゴール君(7)は「とってもおいしい」と手話で感想を語った。会場には5人を歓迎する横断幕やウクライナ国旗色のだるまが飾られた。