安中市の新島学園中演劇部(西田妃和部長)が、横浜市で開かれた「第11回関東中学校演劇発表会2022関東中学校演劇コンクール」で金賞を受賞し、8月に福岡県で開催する全国中学校総合文化祭(総文)の出場校に選ばれた。同演劇部が金賞(最優秀賞)を受賞するのは15年以来4度目。

 コンクールには出演者とスタッフ10人で参加。荘子の応帝王編「渾沌(こんとん)七竅(しちきょう)に死す」を題材に、現代の親子関係を織り交ぜた作品「Khaos(カオス)」を上演した。

 舞台衣装に取り付けるパーツがうまく張り付かないなどのハプニングに見舞われたが冷静に対処。母親と中央の王の召し使い役を演じ分けた西田部長(3年)をはじめ、各部員は古代と現代の一人二役や自分よりも年上の教師といった難しい役どころを演じ切った。

 講評では「演技者の表現技術が高く、スタッフも演技者をよく支えている。総合的に完成度の高い舞台」と高い評価を得た。中央の王と娘の二役を演じた田中紗羽さん(2年)は「練習がしっかりできていたか不安な面もあったので最初は実感が湧かなかった」と受賞を驚いている。

 現在は総文出演への準備を進めている。総文が中学最後の舞台となる西田部長は「次はコメディーをやりたい」と次のステージが待ち遠しい様子だ。