文化祭に向けて議論する福田教諭(右)と生徒たち

 群馬県桐生市の樹徳中学・高校(辻村好一校長)の中高一貫コース4年生35人が、ロシアによる侵攻を受け、同市に逃れてきたウクライナ避難民の支援に取り組んでいる。受け入れ口座を開設して支援金を募るとともに、4、5日に同校で開く文化祭「月影祭」でウクライナに関する研究成果を発表する。

 生徒は5月上旬からウクライナ研究を始めた。文化祭では①ロシアとウクライナの歴史と関係性②ウクライナ情勢の推移③研究者の見解や今後の展望④ウクライナ侵攻による国際政治や貿易摩擦への影響⑤各国のウクライナへの支援の在り方―を発表する。オンラインでも配信する。

 支援金の受け入れ口座は25日に開設した。生徒たちが校内のほか、桐生市や邑楽郡の企業を訪ねて協力を呼びかけている。研究発表時に募金や支援の活動報告も行う。

 担当する福田肇教諭は「戦争はいずれかが善、悪という簡単な話ではない。ジレンマを感じながらも、立場の弱い方を味方するという経験になれば」と話している。

 支援金の振込口座は群馬銀行桐生支店に設けた。名義人は「樹徳中高一貫校ウクライナ募金」。口座の種類は「普通預金」で、番号は「1706195」。