県内の大学生、専門学校生らを対象とした上毛新聞のアンケートは、政治への関心や満足感についても尋ねた。回答者の約半数が政治に関心があるとした一方、政治に満足している意向を示したのは2割弱にとどまった。

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 日本の政治に関心が「ある」は16.4%、「どちらかというとある」は35.3%と過半数で、「ない」は10.0%、「あまりない」は33.5%だった。

 政治に「満足している」「どちらかというと満足している」とした肯定的な受け止めは計15.9%にとどまり、「あまり満足していない」「満足していない」とする否定的な考えが計57.5%に上った。

 「あまり満足していない」と「満足していない」で理由を回答した人のうち、「若者の声が反映されていない」が29.8%と最も割合が高く、「政治家が信用できない」26.0%、「生活への影響の有無が分からない」15.4%、「経済的に停滞している」11.5%などが続いた。

 政治への関心と、満足感の関係も調べた。政治に満足していない割合は、政治に関心が「ある」「どちらかというとある」とした層では70.2%と高く、「ない」「あまりない」とする層では45.8%だった。

 満足かどうか「分からない」とした割合は関心が低い層では41.7%と高く、関心が高い層の9.9%とは大きな開きがあった。

 政治に対する意見を自由記述で求めると、「インターネット投票を導入してほしい」(玉村町、21歳女性)と同様の声が多かった。また、「若い世代は人口が少なく選挙で意見が通りにくい。年齢分布で1票の重さを調整するべきだ」(前橋市、21歳男性)など選挙制度改革を求める意見も少なくなかった。

 このほか、「立候補者のアピール動画を作ってユーチューブやCMで流してほしい」(同市、20歳女性)など、政治家や政府の情報発信の在り方についての言及も目立った。

 政治への不信や不満をあらわにする人もいて、「とにかく不透明過ぎる。不祥事を起こし過ぎ。本気で日本を変えよう、支えようとしている政治家が見当たらない」(玉村町、18歳女性)といった厳しい指摘も散見された。

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