オンラインで企業から説明を受ける学生ら

 関東学園大(斎藤大二郎学長)は1日、群馬県内外12社と連携し、各企業の課題解決を図る取り組みを始めた。学生がチームを組んで主体的、実践的に学ぶ「プロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)」を取り入れ、新規客層の開拓や交流サイト(SNS)を活用したPR、事業の多角化などの実現方法を探る。

 経済学部経営学科の3年生35人が3人程度のチームを組み、来年2月まで実施。従業員へのインタビューや企業現場の調査などを通して企画を立案し、最後に企業担当者の前でプレゼンテーションを行う。

 参加するのは、サッカーJリーグのザスパクサツ群馬を運営するザスパ(前橋市)、自動車小売りの富士スバル(同)、化粧品製造のシーエスラボ(東京都)、食品製造の赤城食品(太田市)など。

 初日は、ザスパをはじめ6社がオンラインなどで課題を学生に説明。「10~20代のサポーターを増やしたい」「外国人従業員向けに作業手順書の可視化、動画化ができないか」「地域課題をビジネスチャンスに結び付けたい」などと呼びかけ、若者らしい柔軟な発想、提案を期待した。

 同大の中谷淳一准教授は「地元企業を知ることで学生の就職活動の一環にもなり、企業側からすれば即戦力の育成にもつながる」と話している。