「多くの方に焼きまんじゅうマフィンを味わってほしい」と話す青柳さん

 ラジオパーソナリティーの青柳美保さん(53)が2020年に立ち上げたムー・ファクトリー(群馬県前橋市住吉町)。「MOO CAFE」(同所)と「創業カフェ・ムーちゃん」(同市千代田町)のカフェ2店を運営し、焼き菓子の製造販売も手がける。人気商品は、老舗焼きまんじゅう店「たなかや朝日町店」と作った「焼きまんじゅうマフィン」だ。

 マフィンは秘伝の焼きまんじゅうのみそだれを練り込み、甘じょっぱさが後を引く。県産小麦「白金鶴」や後閑養鶏園(同市)の「千代の厳選卵」の魅力を生かした「焼きまんじゅうが食べたくなる味」と、その出来栄えに自信をのぞかせる。

 「美味(おい)しいまえばし再発見!おみやげコンテスト2019」(前橋東部商工会主催)でグランプリに輝いたほか、21年度には「焼きまんじゅうマフィン4個セット」がグッドデザインぐんま審査委員特別賞を受賞した。

 コロナ禍以前、東京・恵比寿で開かれた物産展に参加した際、焼きまんじゅうの知名度の低さにショックを受けた。「マフィンはまんじゅうよりも日持ちするので、お土産に向く。県外の方々に焼きまんじゅうの魅力を知ってもらうきっかけの一つになれば」と開発への思いを語る。

 前橋市出身で前橋女子高から共立女子大を卒業し、群馬テレビで編成の仕事に携わった経歴を持つ。局内で「(アニメキャラクターの)ムーミンに似ているね」と言われたことから、愛称の「ムーちゃん」が定着。現在の会社やカフェの名前につながっている。退職後、司会業やラジオの仕事を始め、現在はまえばしCITYエフエムで夕方の情報番組などを担当する。

 マフィンはチョコやこしあん、ごまあんなど多彩なフレーバーがそろう。直営カフェのほか、駅の土産店やスーパー、オンラインストアで販売している。

これも自慢
 焼きまんじゅうマフィンには、県産ハチミツ「黄金の雫(しずく)」をたっぷり使ったプレミアム商品「蜜月(みづき)」もある。青柳さんは「蜜月になりたい“あの人”にぜひ贈ってほしい」と呼びかけている。

【会社メモ】2020年に株式会社として設立。事業内容はカフェ運営、焼き菓子製造など。スタッフは女性4人。