高校生が作った動画の一場面

 思春期に多い悩みや体の特徴、病に関する正しい知識を伝えようと、群馬県内の高校生が、県事業「グンマ・ラブ・マイセルフ・プロジェクト(GLP)」を通じて同世代向けに制作した動画が公開されている。女性ホルモンや避妊、子宮頸(けい)がん、LGBTQなどさまざまなテーマを取り上げ、データや問題提起、解決策などを盛り込んでいる。

 同プロジェクトは昨年度初めて行われ、高校生25人が参加した。約10カ月にわたって産婦人科医の講義を受け、関心を持ったテーマを1分程度の動画にまとめた。同世代に分かりやすくメッセージを伝えるため、人形やイラストを活用するなど、参加者の個性や工夫が表れている。

 女性の健康をサポートするNPO法人ラサーナ(高崎市)が企画・運営し、産科婦人科舘出張佐藤病院(同)、キャリア教育や探求学習などを手掛けるNPO法人DNA(同)が協力した。

 プロジェクトを見守ったラサーナの福田小百合理事長は「知ってほしいことを大人が発信しても、なかなか届かない。同じ目線の高校生が伝わりやすい映像を作ってくれた。健康課題の解決のために広がってほしい」と期待している。

 本年度のプロジェクトは今月開講し、ライターとしての情報発信に挑む。

 動画は同プロジェクトの公式サイト(https://gunma-lovemyself-project.jp/)で公開している。