啓発活動に参加する学生コラボレイターたち=1日

 インターネット上の有害情報などの早期発見や通報に協力する「学生サイバーパトロールコラボレイター」の委嘱式が1日、前橋市の県警本部で開かれた。群馬県内の大学生や専門学校生ら32人が委嘱され、本年度末まで活動する。

 委嘱式で古川英晴警務部長は、2021年に県警が受けたサイバー関係の相談件数が3411件と過去10年で最多だったことを説明。「皆さんの活躍に期待する」と激励した。

 学生は同日、同市のけやきウォーク前橋で啓発活動を行い、偽サイトの特徴などが書かれたチラシを来店客に配った。2年前からコラボレイターとして活動する高崎健康福祉大4年の小泉沙弥加さん(21)は「SNSなどのネット上には有害な情報もあるという意識を多くの人に持ってもらえるようにしたい」と話した。

 県警によると、昨年の学生コラボレイターは、犯罪につながる可能性があるインターネット上の情報として、2万6千件以上を民間団体の「インターネット・ホットラインセンター」に提供した。