県産の(左から)ヒノキ、スギ、ヤマザクラで作ったウクレレを紹介する大沢社長

 ウクレレ製造の国内最大手、三ツ葉楽器(前橋市上大島町、大沢茂社長)は、群馬県産材を使ったウクレレを発売した。ヒノキ、スギ、ヤマザクラの3種類で、樹種によって異なる音色や色合い、木の香りが楽しめる。県産材を使ったウクレレの商品化は初めてで、大沢社長は「群馬の新たな名産品に育てたい」としている。

 同社のウクレレはマホガニーやハワイアンコアといった輸入木材が主流だが、限られた資源のため年々入手が厳しくなっていた。県産材の利用拡大を進める県や木材関係者に後押しされ、県産材の安定的な調達にめどが立ったことから商品化が実現した。

 同社によると、ヒノキは音量が大きく出る特性があり、スギは歯切れの良い音、ヤマザクラはまろやかな音色になる。ヒノキやスギは木の香りが強いことも特長。県産材ウクレレの登場により、弾き手が求める音楽によって、ウクレレの選択肢が広がるという。

 前橋市のふるさと納税の返礼品にもなったほか、東京都内で5月に開かれた「ぐんまの木製品展示会」にも出品。大沢社長は「県産材のウクレレは注目してもらえた。ウクレレで群馬のPRにも貢献したい」と意欲的だ。

 価格はヒノキが税抜き9万5千円、スギ、ヤマザクラは同8万5千円。

 問い合わせは同社(☎027-261-0141)へ。