群馬県内の公立高校を3月に卒業した生徒のうち、「大学・短大」に進学した割合は前年比2.5ポイント増の53.4%で、比較可能な1986年以降で最高だったことが、県教委の進路状況調査で分かった。就職は1.1ポイント減の19.3%で、11年ぶりに20%を下回った。

 公立高校の全日制・定時制・通信制課程と、公立中等教育学校の卒業生1万2472人について、4月5日時点で調査した。

 進学先の内訳は大学が6230人(50.0%)、短大が435人(3.5%)、専修・各種学校が2577人(20.7%)だった。大学の進学者が50%になるのは初とみられる。

 大学進学者が増えた要因について、県教委高校教育課は国の奨学金制度が充実し進学者が増加傾向にあることに加え、「新型コロナウイルスの影響でインターンシップや社会人講師を招いた行事の中止が相次ぎ、就職ではなく進学思考になった生徒が多かったのでは」と推測している。