中之条町を舞台とした短編映画「冬子の夏」が今秋公開される。作品のイメージ画像がこのほど公開され、同町(旧六合村)出身でお笑いコンビ「タイムマシーン3号」の関太が出演することも決まった。
2020年の第20回伊参スタジオ映画祭で、シナリオ大賞(短編の部)を受賞した煙山夏美の脚本を映画化。自然豊かな環境で育った高校3年生2人の夏の青春模様を描く。
若手俳優の豊嶋花と長沢樹がダブル主演を務め、10代特有の繊細な感情を表現する。関はクラス担任役に選ばれた。
関は「僕も冬子と同じように、高校最後の夏を中之条町で過ごしていました。この作品を通して、もう一度、あの夏の日に戻れるような気がして楽しみです」とコメントしている。
CM「WONDA」など数々の代表作を持つCMディレクターの金川慎一郎が監督。映画「すばらしき世界」で第45回日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞した笠松則通が撮影を担当する。
2022「冬子の夏」製作委員会は15日まで、クラウドファンディングサイト「モーションギャラリー」で製作費用を募っている。