▼高崎市出身のギタリスト・布袋寅泰さんが昨年、同市のタゴスタジオでアルバム曲を作った。同スタジオは先月、これを記念して「夢に終わりはない」との直筆メッセージ入りプレートを2階ラウンジに設置。早くもファンが訪れ、新たな名所になっている

 ▼高崎芸術劇場近くには布袋さんとコラボしたマンホールのふた、Gメッセ群馬には布袋さんをモデルにしただるまがある。高崎駅をはさんだ東西約2キロは“布袋ロード”さながらだ

 ▼こちらもピアノを通じた“音楽の道”になるだろうか。高崎や前橋、桐生のJR両毛線各駅にピアノが設置され、高校生らが時折、駅構内に美しい音色を響かせている

 ▼来月には「いせさき明治館」に眠っていたピアノが伊勢崎駅に設置される。修繕や調律を担うピアノプラザ群馬(高崎市)の中森隆利さんは「両毛線の4駅がピアノでつながる」と歓迎する

 ▼近年、欧米諸国にならって駅や観光施設にピアノが置かれるようになった。子どもから高齢者まで、勇気さえあればだが、誰でも自由に弾くことができる

 ▼本格的に学んだ音大生ら腕自慢が各地を訪れ、演奏の様子を動画投稿サイトに公開して注目されている。アイデア次第では誘客が期待できるコンテンツであり、各地が連携してイベントを仕掛けてもいい。街角に音楽が響く群馬県の魅力を全国に知ってもらうきっかけになるかもしれない。