日本語の授業に臨む避難民女性ら

 前橋市の学校法人ニッポンアカデミーが受け入れたウクライナ避難民の女性10人が6日、同法人が運営する同市内の日本語学校に初登校し、日本語の指導を受けた。

 講師がイラストを示し、「はじめまして」「おはようございます」といった日常で使う言葉を読み上げると、10人を含む生徒たちが大きな声で続いた。2人ずつ前に出て自己紹介する場面では、初めて会ったクラスメートを前に恥じらいながらも、日本語で「私はウクライナが好きです」と話していた。

 講師が大きなリアクションとジョークを交えながら指導すると、緊張で硬かった表情にだんだんと笑顔が混じるようになった。ソフィア・カツァンさん(18)は「新しいクラスメートのことをもっと知りたい」と楽しそうだった。

 10人は3カ月をめどに日本語習得に励み、その後は長期休暇や週末を利用して県内の温泉旅館で就業訓練に取り組む予定。同校は自立までの課程をサポートするほか、和装着付けなど日本文化に触れる機会を設け、魅力を伝える。市民との交流も図る。

 同法人の清水澄理事長は「自立して生活できる環境を一日も早くつくっていきたい」とした。