群馬県の西毛地域で2日夕に降ったひょうにより、住宅の窓ガラスが割れたり、カーポートが壊れたりする建物被害が藤岡市だけで874件確認されたことが6日、市のまとめで分かった。調査中の農作物被害については、小麦や露地ナス、トマトなどで計1億円、農業用ハウスは510件で計1億4千万円に上る見込み。

 市地域安全課によると、6日正午時点で市民からの電話での問い合わせが580件あり、ブルーシートを1826枚配布した。窓ガラスが割れた市有施設や小中学校は修繕を急ぎ、藤岡北中では4、5の両日で90枚の修理を終え、6日は登校時間を1時間遅らせて安全点検を行った。

 県によると、同市の他に安中市で17件の建物などへの被害が確認されている。高崎、藤岡、富岡の3市で下校中にひょうに当たるなどした中高生計91人はいずれも軽傷で、通常通り登校しているという。